用語集
投資・経済の基本用語を五十音順で収録しています。学習コンテンツ内の用語からもリンクされます。
11 語
あ
- イールドカーブマクロ経済
いーるどかーぶ
債券の残存期間を横軸、利回りを縦軸にとって結んだ曲線です。通常は期間が長いほど利回りが高い右上がりの形になりますが、短期金利が長期金利を上回る「逆イールド」は景気後退の前兆とされ注目されます。金利環境や市場の景気見通しをひと目で読み取ることができる、マクロ分析の重要なツールです。
- インフレマクロ経済
いんふれ
モノやサービスの価格が継続的に上昇し、お金の価値が実質的に目減りしていく現象です。現金や預金だけで資産を持っているとインフレによって購買力が低下していくため、株式などインフレに強いとされる資産への投資が資産防衛の手段になり得ます。「なぜ投資が必要か」を考えるうえで出発点となる重要な概念です。
- FRBマクロ経済
えふあーるびー
米国の中央銀行制度の中核を担う連邦準備制度理事会のことです。物価の安定と雇用の最大化を使命とし、FOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利を決定します。米国の金融政策は世界中の株式・債券・為替市場に波及するため、FRBの利上げ・利下げの方向性は日本の投資家にとっても最重要のマクロ材料です。
- 円安/円高マクロ経済
えんやすえんだか
外国通貨に対する円の価値の変化を表す言葉で、1ドル100円が150円になるように円の価値が下がることを円安、その逆を円高と呼びます。円安は輸出企業の業績や外貨建て資産の円換算額にプラスに働く一方、輸入物価の上昇を招きます。海外資産に投資する際のリターンを左右する、避けて通れない為替の基本概念です。
か
- 金利マクロ経済
きんり
お金を貸し借りする際に支払われる、資金の使用料の割合です。金利が上がると企業や家計の借入コストが増えて経済活動が抑制され、株価や債券価格にも影響が及びます。特に債券価格とは逆方向に動く関係があります。預金・ローン・投資のすべてに関わるため、あらゆる金融商品の値動きを理解する土台となる概念です。
- 雇用統計マクロ経済
こようとうけい
雇用情勢を示す経済統計で、投資の文脈では特に毎月第1金曜日に発表される米国雇用統計を指すことが多い用語です。非農業部門雇用者数や失業率、平均時給などが注目され、FRBの金融政策の判断材料となるため、発表直後は株式・為替市場が大きく変動します。マクロ経済イベントの代表例として知られています。
さ
- GDPマクロ経済
じーでぃーぴー
一定期間に国内で生み出されたモノやサービスの付加価値の合計で、国の経済規模を示す最も基本的な統計です。前期比や前年比の成長率で景気の方向感を判断し、2四半期連続のマイナス成長は景気後退のひとつの目安とされます。経済ニュースを理解し、景気サイクルと株式市場の関係を読み解くための基礎知識です。
- CPIマクロ経済
しーぴーあい
消費者が購入するモノやサービスの価格変動を測る消費者物価指数のことです。インフレの度合いを示す最も代表的な統計で、中央銀行が金融政策を判断する際の主要な材料になります。特に米国CPIの発表は世界の市場を動かす重要イベントであり、市場予想との差によって株価や為替が大きく反応します。
- 政策金利マクロ経済
せいさくきんり
中央銀行が金融政策の手段として誘導・設定する短期金利です。景気過熱やインフレの局面では引き上げ、景気後退の局面では引き下げることで、経済全体の温度を調節します。政策金利の変更は住宅ローンから株式・債券・為替まで幅広く波及するため、日銀やFRBの金融政策会合は市場が最も注目するイベントのひとつです。